マッサージ美容法とは
マッサージは自分で行える美容法の一つです。基本を押さえたマッサージを行うことでくすみやむくみがとれ、即効性も感じやすく継続しやすいのが特徴です。
プロのセラピストやエステティシャンによるマッサージを施術してもらう他、セルフで行うことも可能です。リンパマッサージやカッサマッサージなどは広く一般化しました。これらのセルフマッサージはメリットも多々ありますが、やり方によって逆効果になる事もあるため、しっかりとポイントを押さえましょう。
マッサージの重要なポイント
- 筋肉のおおまかな方向性にならう。
- リンパの流れに沿っておこなう。
- 力を入れすぎない。
簡単マッサージ方法
マッサージを行う際は、必ず指どまりのよいクリームまたはオイルを使用します。肌をこすらないように下から上へ、中心から外側へ、小さな螺旋を描くようにして筋肉の造りやリンパに沿って行います。
<マッサージのもたらす効果>
- 筋肉がほぐれる。
- リンパの流れが良くなる。
- 血流が良くなる。
- 顔のむくみがとれる。
- リフトアップ効果がある。
- 顔色もよくなりくすみが解消される。
<マッサージを行うときに注意する点>
- 力の入れすぎは肌を傷めます。まずは優しく、力の入れすぎに注意して行います。
- リンパ管は触れるだけでも効果があります。さする・撫でるくらいの力加減でOKです。
- 肌にニキビや炎症などのトラブルがある際は控えます。
かっさマッサージ
かっさマッサージとは、かっさプレートを使用して行うマッサージ方法です。肌をかっさでさすることで滞っている血液やリンパを刺激し、滞りを改善するために行います。かっさによって、代謝が促進されるのでターンオーバーのリズムが整い、シミやくすみケアに効果的です。
いつでも行えますが、血液の流れが良いお風呂上がりが効果的です。かっさマッサージも必ずマッサージクリームをつけて行うようにしましょう。
かっさマッサージでマスターすべきポイント
- 顔の中心から外側に小さな螺旋を描くように動かす。
- 一定の方向に動かす。
- 一箇所につき、3回程度を目安に行う。
- 左右対称に行う。
- 力を入れすぎない。
かっさマッサージの実践
片方を終わらせてから、もう片方を行いましょう。
- こめかみから下に向けて耳の前を通り、耳の付け根下部までこする。
- アゴの中心から耳の付け根下部に向かってこする。
- 鎖骨のくぼみを内側から外側に向けてこする。
- 額は眉間を出発点とし、生え際に向かって小さな螺旋を描くようにこする。
- 目尻からこめかみに向けて小さな螺旋を描きながらこする。
- 小鼻の横からこめかみに向けてほぐす。
- 口角から耳の付け根に向けてほぐす。
- アゴの中心から耳の付け根下部に向かって小さな螺旋を描きながらこする。
- 集めた老廃物を耳の下を通し鎖骨に流す。
<かっさマッサージの注意点>
- 食後30分以内のマッサージは控える。
- 肌に強い刺激を与えすぎないようにする。
- マッサージ後に皮膚表面の赤みが引かない場合には冷やす。
- マッサージ後に脂っこい食事の摂取をしない。
- 妊娠中やお年寄り・こどもは控える。
- こすった部分が赤くなる場合は次回から力加減を弱める。