水洗顔とは
水洗顔は、その名の通り洗顔料を使わず水(またはぬるま湯・温度は32〜34度)だけで洗顔する方法です。
皮脂や酸化した過酸化脂質は水で洗い流すことができます。クレンジングや洗顔による過剰な皮脂や潤い成分の損失は、肌を乾燥させターンオーバーのリズムを崩す原因となることから、この水洗顔が注目を集めています。
水洗顔の目的は、洗顔料を使わないことで洗いすぎを防ぎ、ターンオーバーのリズムを整えることです。過剰に皮脂や潤い成分を落とさずに済むため、乾燥肌や敏感肌タイプに適しています。反対に、皮脂の分泌が活発な脂性肌・ニキビ肌には向いていません。自分の肌タイプを見極めて、実践することが大切です。
水洗顔の実践方法
いきなり本格的に始めるのではなく、朝のみ水洗顔を行い肌の変化を見ながら行ってもOKです。
- 32〜34度のぬるま湯で顔をゆすぐ。
- 洗顔後は基本的に何もつけない。
水洗顔のポイント
顔をすすぐときに、毛穴を優しく揉み出す様にして洗いましょう。最初の2週間ほどは一時的に肌の症状が悪化しますが、これは肌が変化している証です。メイクをした時は、クレンジングが必要となりますので、この場合にはなるべく肌の負担がかからないメイクをし、洗浄力の低いクレンジングを使いましょう。
水洗顔による肌の変化
水洗顔により、個人差はありますが下記のような肌の変化を感じるようになります。
- 毛穴から角栓がどんどん出てくる。
- ニキビや吹き出物ができやすくなる。
- かさぶたが次々にできる。
- 肌表面がポロポロと皮が剥けたようになる。
Lesson8-1で学習した肌断食と基本的な考えは同じです。こちらの方が気軽にスタートできるので、肌タイプが合うかどうかきちんと見極めて実践するようにしましょう。