洗顔を行うときの注意点
洗顔を行う際は、下記の3つのポイントを押さえましょう。
- しっかりと泡立てる
- 洗浄成分濃度 泡=洗顔料+適量水+空気
- しっかりとすすぐ
①しっかり泡立てる
泡立ちが不十分だと、泡が汚れを吸着できなかったり、肌を手でこすってしまう可能性があります。摩擦による肌への刺激は避けたいので、洗顔を行う時はしっかりと弾力のある泡を作り、皮脂の多いところから泡をのせていきましょう。
※洗顔料の中には洗浄力が弱く、しっとりタイプの泡立たない洗顔料もあります。
②洗浄成分濃度 泡=洗顔料+適量水+空気
泡立てる時に泡立てネットを使うとあっという間に誰でも簡単に泡を作ることができます。しかし、気をつけたいのは泡の「濃度」です。泡立てネットを使うと、洗顔料とほんの少しの水だけで泡立ってしまいますが、それでは洗浄成分の濃度が高くなります。
適量な洗顔料と適度な水を空気を取り込むようにして泡立てましょう。洗浄成分が強くなりすぎると乾燥の原因になります。
③すすぎ残しのないようにしっかりとすすぐ
洗顔料が肌に残ってしまうと、毛穴に詰まり、ニキビや肌荒れの原因となってしまいます。特に生え際やフェイスラインは残りやすいのでしっかりとすすぐように意識しましょう。最低でも20回以上、30回を目安にするとだいたいすすぎ残し無く洗い流すことができます。
すすぎ残しを発見したら、タオルで拭き取るのではなく水ですすぎ直すようにします。拭き取るだけでは洗顔料が肌に残る場合があります。
また、タオルは柔らかいもの使用し、肌に当てるようにしてそっと水分をとります。タオルでゴシゴシとこすると摩擦が生じて乾燥やバリア機能低下につながります。
洗顔は肌の汚れを落とし、化粧水の入りを良くするために行うスキンケアです。美白や潤い効果があるものもありますが、洗い流すのであまり効果は期待できません。洗顔の目的を理解し、肌タイプに適したものを選ぶようにしましょう。